須賀川の魅力や観光プランをPR
須賀川商工会議所を中心に組織した須賀川経済観光団体台湾視察団は28日、台湾の旅行会社や旅行業組合などを訪問して福島空港に帰着した。
台湾チャーター便就航を契機に市内へのインバウンド観光客増や交流促進を目指して、市内8社・団体代表らが視察団を構成した。
台北市の旅行会社グロリアツアーと同市旅行商業同業公会を訪問し、須賀川ならではの体験ができる観光や須賀川牡丹園など名所等を紹介し、今後の方針などで意見交換した。
市観光物産振興協会長の菊地大介商工会議所会頭は旅行業関係者に土産として、須賀川インバウンドツアーでも体験できる須賀川絵のぼり吉野屋で絵付けしたトートバッグ、平半染工の手ぬぐい、久保木畳店の畳コースターを贈った。
また特撮文化のまちやまちづくりをPRした。
旅行業関係者らは須賀川に関心を寄せる一方で、現段階でのPR不足を指摘するとともに、両替所や電子マネー利用可能店を増やすなどの要望もあった。
菊地会頭は今回の視察に手応えを感じるとともに「寄せられた意見を参考に、今後も魅力ある須賀川をPR出来るコンテンツを増やしていきたい」としている。
視察団一行は台湾名物の天燈上げ体験や須賀川ゆかりの後藤新平像がある国立台湾博物館観覧などもした。