看護師へ踏み出す 公立岩瀬病院附属高等看護の卒業式


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    大谷学院長から卒業証書を受ける卒業生

 公立岩瀬病院附属高等看護学院の卒業証書授与式は3日、保護者、院内外関係者、教職員に見守られ同院で行われ、第70回生24人(男1人、女23人)が看護師への新たな一歩を踏み出した。
 卒業生らは誇らしげな表情で入場し、国歌斉唱などに続いて、大谷弘学院長が一人ひとりに「おめでとう」と卒業証書を授与し、「3年前を思い出してください。感染症などで行動や面会に制限のある中、自分の健康管理、規則正しい生活などの心構えが必要でした。長い人生の中では挫折や孤独になることもあります。患者さんに寄り添い、病の人を支える専門職です。『継続は力なり』コツコツと続けていると、いつか良い方向に向かいます。高齢化社会、医療環境の質も変わるでしょう。努力した3年間で学んだことを大切に、大きな花を咲かせると信じています」と式辞を述べた。
 石堂伸二企業長が告辞を、来賓の市川より子県看護協会常務理事、堀切将県中保健福祉事務所副所長らが祝辞を述べた。
 在校生代表の南口穂望香さんが送辞、卒業生代表の星一那さんが答辞を述べた。
 最後に全員でスクールソングを斉唱した。

 

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