811人が母校巣立つ 須賀川・岩瀬管内12中学校で卒業式


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    卒業証書を受ける生徒たち

 須賀川・岩瀬地方の中学校12校の卒業証書授与式は13日、各校で行われ、811人が仲間たちと青春を過ごした母校を巣立った。
 須賀川二中は保護者や1・2年生、教職員が見守る中、205人(男子97人、女子108人)が卒業した。
 国歌、市歌斉唱のあと酒井宏尚校長が卒業証書を授与し、「変化の激しい先行き不透明の時代を生きるため、学び続ける力を持ってほしい。新しい知識やスキルを自ら吸収し、成長し続ける人こそどんな時代でも活躍する。また、自分の考えを持って行動してほしい。正解が一つと限らない時代において、周りに流されず自分の価値観を大切に、主体的に行動してもらいたい。皆さんは多くのことを学び、挑戦し、成長してきた。その経験がこれからの人生の大きな力となる。どんな困難でも自分を信じ、一歩ずつ前に進んでほしい」と式辞を述べた。
 在校生代表の新井田結茉さんが送辞、卒業生代表の飯塚美玲さんが答辞を述べた。
 卒業生らは学校行事や部活動、かけがえのない日常の一幕などを思い出し、涙ぐむ様子も見られた。
 恩師や後輩たちに別れを告げ、3年間を過ごした学び舎を後にした。

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