凍霜害の未然防止へ JAが防霜対策本部設置


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    本店に設置したJA防霜対策本部の看板

 JA夢みなみは14日、農産物の凍霜害を未然に防止し、農家経営の安定を図る目的で「防霜対策本部」を、大町地内の本店に設置した。期間は5月31日まで。
 総本部長の佐々木一成組合長と本部長の丸山重一専務、副本部長の八木喜孝営農経済担当常務、事務局長の深谷広幸営農部長らが、本店入り口に対策本部の看板を設置した。
 本部会議で佐々木組合長は「サクラの開花も3~4日遅い状況です、被害を未然に防ぎ最小限にするため、迅速な対応と広報活動、技術指導など万全の対策をするために、しっかり連携を図りたいと思います」とあいさつした。
 同本部はJA夢みなみ営農部に置き、防霜対策各営農センター支部と連携し、降霜に関する情報の収集、広報活動・技術指導、防霜・降霜の調査・研究など必要な対策を樹立し、対策の実施にあたる。
 生育概況報告について県中農林事務所須賀川農業普及所の三好博子経営支援課長が果樹の防霜対策について、果樹発芽予測や発育概況、凍霜害技術対策、安全限界温度などを説明した。