全国大会に挑む合唱部のメンバーたち 本番に向け歌声を磨く練習風景
第18回声楽アンサンブルコンテスト全国大会に出場する須賀川二中合唱部は、20日の本番に向け練習を重ねている。
大会は20日から23日まで福島市のふくしん夢の音楽堂で開かれ、同部が出場する中学部門は初日に歌声を披露する。
同部の1・2年生計15人は予選の県大会で金賞に選ばれたが、あと一歩で出場権に届かなかった。悔しさをバネに練習を重ね、音源審査を突破して2年ぶりの同大会出場を決めた。
曲目はJ・ランブレヒツの「La Messe des Anges」(天使のミサ)よりキリエとグローリアで、ラテン語の歌詞に思いを込める。
須田紗也乃部長(2年)は頼れる3年生が引退した後も仲間同士で励まし合い、力を合わせて頑張ってこれたとこれまでを振り返る。
練習中は全員で一つの曲を作り上げる意識を大切にし、ミスをすれば「ごめんなさい」、上手く歌えたときは「良かったね」と言葉にして、一体感を高めてきた。
「ピッチや声質をみんなでそろえ、一人ひとりの思いやこれまで努力したすべてのことを歌声に乗せて、金賞を目指したいです」と意気込む。
なお須賀川二中の出演は24番目で、午後2時11分頃からステージに立つ予定。
入場チケットはチケットぴあ、ローソンチケットなどで販売している。