昭和の須賀川語り懐かしむ 「史談カフェ」で思い思いに


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    昭和の写真を懐かしむ参加者たち

 須賀川史談会の歴史に関するトークイベント「史談カフェ」は20日、tetteで開かれ、「昭和の須賀川」をテーマに懐かしい写真を見ながら思い出を振り返ったり、当時を知らない参加者らも新しい発見を楽しんだりした。
 一般の人や若い世代にも地元の歴史に興味を持ってほしいと企画した。
 会員だけでなく一般参加者も含めて約20人が集まり、中心市街地の写真が置かれたテーブルを囲んだ。
 昔からずっと市内に住み続ける人もいれば、平成以降の移住者や一度市外に離れてから戻った人などもおり、それぞれのバックグラウンドを含めて自己紹介した後、いくつかのグループに分かれて会話を楽しんだ。
 昭和40年代のアルバムを持参し、かつて駅前から牡丹園までをにぎわわせて観光振興を図った「牡丹カーニバル」の記録を解説したり、子どもの頃の思い出話や故郷を離れた後、現在に至るまでの街の変遷など思い思いに語り合っていた。「懐かしい貴重な写真なので、ユーチューブにアップすれば市外に出た人たちも喜ぶのでは」などの声も聞かれた。