恩師に別れの言葉や感謝を伝える児童たち
教職員人事異動に伴う離任式は各小中学校で行われ、お世話になり親しんだ教職員との別れを惜しんだ。
須賀川三小は28日、卒業生含む430人が登校、退職の熊田順一郎校長が「37年間に8校、教育委員会1カ所に勤めました。素敵な子どもたちと先生方に恵まれ、とても楽しかったです。これから一市民として地域に住み、皆さんをずっと応援していきます」とあいさつし、教諭ら11人も別れの言葉や児童にエールを送った。
5年生代表児童の野沢來さんが「先生方のご指導で私たちも大きく成長できました。学校生活が充実し、強くたくましい体と心をつくることができました。『気づき、考え、実行する』ことが出来るようになりました。これからも先生のことを忘れません。またどこかでお会いしたいです」と述べ、代表児童ら11人が各先生に別れの言葉をかけ、花束を贈った。
児童らは各教室前に並び、3階から1階まで回る教諭らに「先生ありがとう」と手紙や花束などを手渡し、教諭らと握手やハイタッチしてあいさつを交わし、涙ぐむ児童もいた。
また保護者らも玄関に駆けつけ、あいさつを交わしていた。