横田陣屋御殿桜が開花 4月1日から「ながぬまさくら紀行スタンプラリー」 須賀川市長沼地域


  • 画像
    開花した横田陣屋御殿桜

 須賀川市長沼地域のサクラ名所9カ所を巡る「ながぬまさくら紀行スタンプラリー」は4月1日からスタートする。30日に横田陣屋御殿桜の開花が確認された。
 同御殿桜は樹齢が約300年と推定されるシダレザクラで昭和60年に市指定天然記念物に指定されている。
 満開時には樹高10㍍を超え、大きな枝から滝のようにピンクの花が咲き、今年も県内枝垂れ桜花番付で西関脇に選ばれるほど見事さが人気を集める。
 同地内は江戸時代、交代寄合の溝口家の所領で、支配拠点となる陣屋が置かれていたことから「御殿桜」の名で親しまれている。今は長沼・岩瀬の未来を考える会長の大岡清一さんが桜守を務める。
 さくら紀行スタンプラリーは横田陣屋御殿、古舘、長楽寺、岩崎史跡公園、護真寺、兎内、長沼城、永泉寺、藤沼湖の9カ所のうち、5カ所分のスタンプを集めて応募すると抽選で500人に藤沼温泉やまゆり荘のペア入浴券が当たる。発送は6月頃。フォトコンテストも5月8日まで長沼市民サービスセンターで受け付ける。
 またフジイ広告社脇のシダレザクラ(諏訪町)、金徳寺(池上町)のサクラなども開花が確認されている。