プラスチック資源の分別収集が始まったごみステーション
須賀川市、鏡石町、天栄村のプラスチック資源の分別収集は4月からスタートした。収集日は各自治体・地区で異なるが、1日は須賀川市の本町や牡丹台、北団地などで行われ、持続可能な環境の実現に向け、住民たちが自分たちにできるエコ活動に協力した。
「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に基づき、分別方法の見直しや市民への周知啓発、リサイクルを通じ、資源の循環促進を図る。
収集するプラスチック資源は「素材が100%プラスチックでできている(プラマークが付いている)」「1辺が30㌢未満」「ひどく汚れていないもの」の3つの条件を満たすものを指す。
ネジやゴム、金属などプラスチック以外の素材が付いたり、固形物や油汚れがこびりついたものは資源にならない。
シートやホースなど広げた状態で30㌢を越えるものは、30㌢未満に切って資源として出すか、そのまま可燃ごみや粗大ごみに分別する。
収集は環境負荷の軽減を目的としており、例えば汚れは洗剤を使ってまで落とすと、洗剤の環境汚染により本末転倒となるため、簡単に汚れが落ちなければ可燃ゴミとして出すよう呼びかける。
収集したプラスチック資源は須賀川地方衛生センターに集めて圧縮梱包され、リサイクル施設で再商品化される。
収集するプラスチック資源として、食品トレイやパック、ボトルやチューブ類、キャップ、ラベル、包装類などを想定している。
ネットが設置されているゴミステーションはネットに直接入れ、または透明・半透明の袋に入れて出す。
その際、ペットボトルと一緒に出さないよう呼びかけている。
収集日は須賀川市内は各地区によって異なる資源物②(月2、3回)、鏡石町は第2・3木曜日に「食品トレイ類」のネット内に入れる、天栄村は第2・4日曜日(12月は第2日曜日のみ)に中身が見える袋に入れて出す。
問い合わせは須賀川市環境課(℡ 0248-88-9129 )、鏡石町健康環境課(℡ 0248-62-2115 )、天栄村住民課(℡ 0248-82-2119 )まで。