学校教育に160万円 二見屋工業が市に寄付


  • 画像
    市に寄付した二見屋工業の矢ヶ崎社長と専務

 須賀川市森宿字前川原、二見屋工業の矢ヶ崎光信代表取締役社長、矢ヶ崎陽一専務取締役は1日、市役所を訪れ大寺正晃市長、山寺弘司副市長、永瀬功一教育長に市内の小学校(小中一貫校含む)の教育に役立ててほしいと160万円を寄付した。
 矢ヶ崎社長は「東京都調布市国領町にあった本社を、須賀川市に移転したことに伴い寄付します」と述べ、大寺市長は「本社を市に移していただき、とてもうれしいです。来て良かったと思えっていただけるよう、市としても連携してまいります」と感謝を伝えた。
 永瀬教育長が矢ヶ崎社長に感謝状を贈った。
 同社は享保2年創業、昭和36年に現在の社名となる。主力製品は油圧部品、精密機械部品、建機車両部品、昇降機部品など、コマツ関連93%、その他7%で売上高51憶円。森宿、滑川、鏡石で社員約330人。鋸製造の伝統技術を生かした成形から熱処理、研磨と一貫した製造を行い、現在はASS・Yまでの製造ラインを有し、高い品質を保っている。