4月13日創立55周年記念演奏会 女声合唱団すかがわ 心通う歌声を磨く


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    演奏会に向けて歌声を磨く団員たち

 女声合唱団すかがわの創立55周年記念演奏会は13日、須賀川市文化センターで開かれる。開場は午後1時、開演は1時半。団員18人は本番に向け、心の通った歌声を磨いている。
 同団は昭和44年11月に市内小学校おかあさんコーラス会員を中心に結成した。全日本おかあさんコーラス全国大会ひまわり賞受賞など、数々の活躍を残している。
 演奏会は菅野正美さんの指揮、星英一さんのピアノによる4部構成で、第1部は「さくら」や「朧月夜」など、第2部は「麦藁帽子」「今が美しい」など歌う。
 第3部はゲストコーナーで、郡山市出身のテノール歌手小堀優作さんが、古殿町出身のチェンバリスト圓谷俊貴さんのピアノに合わせて歌声を響かせる。
 第4部は女声合唱曲集「わたしは風」の曲など歌い、フィナーレを飾る。衣装は設立当初からのメンバーである関根八重子さんが手掛ける。
 本番を目前に控えた1日の練習では菅野さんがユーモアを交えながら熱心に指導し、団員たちは曲の構成に理解を深め、よりドラマチックに表現するための工夫など確認していた。
 関千里代表は「新型コロナの影響で50周年の演奏会以来6年ぶりとなります。これまで皆で踏ん張って続けてきましたが、来てくださる人たちや私たち自身の思い出に残る集大成になるよう頑張ります」と意気込む。
 入場は800円、高校生以下無料で当日受け付ける。