氏子衆が大わらじ作製 足尾神社の春季祭典で奉納


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    大わらじを編み上げる氏子衆

 須賀川市中宿の鎌足神社境内社の足尾神社に奉納する大わらじ作製は12日、同社氏子衆ら6人が参加して行われた。29日の春季祭典に向けて、神社右手の掲揚台に一足を掲揚した。
 足尾神社は鎌倉時代に同地に鎮座した鎌足神社とともに建立され、同社前の奥州街道を通行する旅人の安全や地域住民の足腰平癒など信仰を長年集めてきた。
 毎年春季祭典を前に約1・6㍍の大わらじを新調し、足尾神社右手の掲揚台につるしている。
 今年も鎌足神社の愛宕町、古屋敷、昭和町、守谷舘の氏子総代らが協力して用意したワラを編み上げ作製し、真っ白な布で作ったヒモを縛り付けて完成させた。
 春季祭典は29日午後2時から氏子衆が集まって開く。