国際電話不取り扱いの手続きなど説明する署員
須賀川署の「なりすまし詐欺被害ゼロの日」の広報活動は15日、東邦銀行須賀川支店で行われ、来訪者に国際電話不取り扱いの手続きなどの対策を呼びかけた。
2カ月に1度の年金支給日に合わせたキャンペーンで、署員が啓発用チラシなどを配った。
特にSNS型投資詐欺やロマンス詐欺の被害が急増していることを受け、県警が今年度から力を入れる国際電話不取り扱い受け付けの手続きについて、必要な申込書などを配りながら説明した。
手続きは固定電話・ひかり電話が対象で、海外から発信される特殊詐欺の電話をすべて拒否できる。海外との通話が不要の場合、申し込みを勧める。
休止手続きは無償となる。
広報活動は「シルバー交通安全の日」に合わせた事故防止も協力を呼びかけた。
飲酒運転の撲滅のほか、県内で歩行者の事故が増加しているため、ドライバーに対し交差点の右左折の安全確認や学校周辺・登下校時間の注意、夜間における飲酒歩行者への警戒などを求める。
また事件事故の未然防止に向け「POLICEアプリふくしま」の活用を案内した。