6月14日に文化講演会 風流のはじめ館 芭蕉真筆も特別公開


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 風流のはじめ館の文化講演会「蛙(かわず)になった芭蕉翁 鶯(うぐいす)になった蕪村」は、6月14日午後2時から同館郷学の間で開かれる。
 江戸俳諧を代表する松尾芭蕉と与謝蕪村のカリスマを中心に、俳諧芸術の魅力について、芭蕉真筆「風流の三つ物懐紙」(個人蔵)を特別公開しながら講話する。
 講師に文芸・文化・教育研究家の冨田鋼一郎さんを迎える。冨田さんは金融機関勤務後10年間、「学ぶこと、働くこと生きること」についての講義で大学の教壇に立った。
 各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの夏目漱石、俳諧、渡辺崋山などの講演会を精力的に行っている。著書は「偉大なる美しい誤解 漱石に学ぶ生き方のヒント」「蕪村と崋山 小春に学ぶ蟻たち」「四明から蕪村へ」など。
 午後1時半受け付け、45分開場。講演は3時45分までを予定している。
 須賀川市収蔵の「芭蕉・曽良・等躬三子三筆詩箋」(市指定有形文化財・真筆)も特別展示する。
 申し込みは5月16日から受け付け。受講無料。先着順で定員30人になり次第締め切る同館(℡ 0248-72-1212 )、またはオンライン(https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/cgi-bin/enquetes/1ec813da8896475abc46c1f77df75905)で受け付ける。

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