地域食堂「おむすび食堂」 ホッとできる居場所づくり ブルスタ会場に立ち上げ


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    おむすびを受け取る子どもたち

 須賀川市内で活動するスポーツ少年団の保護者らは誰もがホッとできる居場所をつくりたいと地域食堂「おむすび食堂」を立ち上げた。広表地内のブルースタジアムで毎週木曜日午後4時半から6時半まで、手作りのおむすびなどを無料で提供し、笑顔の輪を広げている。
 同会場などで活動しているアウローラFCスポ少の保護者らは以前から先輩団体であるkokoyoriの活動に参加し、自分たちも居場所づくりに取り組みたいと考えていた。
 市社会福祉協議会やkokoyoriなどに相談しながら準備を進め、同スポ少代表の坂入健太さんを代表に今月から活動開始にこぎつけた。
 同会場の利用者や近くの川で遊ぶ子どもたち、帰りがけの中学生、回覧板などで取り組みを知った地元の高齢者なども立ち寄ってもらえるようになり、新しい交流が広がっている。
 今後はブルースタジアムを活かした運動などのイベントや外歩きなども行っていきたいという。
 子どもも大人も参加費は無料だが、会場に設けられた募金箱には善意の支援が寄せられている。また食材提供で活動を手助けする市内の複合型スポーツクラブ「クラブ・アトレティコ・アウローラ」のオリジナル水筒もチャリティ販売し、益金は全額おむすび食堂に寄付する取り組みもある。
 気軽な参加を呼びかけるほか、活動をサポートするボランティアも随時募集している。
 問い合わせは公式インスタグラム(https://www.instagram.com/omusubishokudo/)まで。

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