ダバイザーの活躍を見守る来場者たち
須賀川市陣場町出身の橋本知佳さん(32)が監督・脚本・編集を担当した自主制作映画「ダバイザー the 1st」上映会は26日、tetteで開かれ、市内外から幅広い年代の特撮ファンが集まりスクリーンに熱い視線と歓声を送った。
主役は郡山で活躍するご当地ヒーローダバイザー。原作者でふくしま特撮LOVE会所属の大塚久さんや郡山東高生徒らが出演した。
橋本さんは俳優を志して地元高校卒業後に上京し、いくつかの自主制作映画に出演する中で、自分自身も監督を務めたいと制作団体ハシモトフィルムを立ち上げ、これまで県内を舞台にした幅広いジャンルの4作品を撮影してきた。
結婚と出産を機に県内にUターンしてからも創作活動に携わり続け、今回は大塚さんらとの交流をきっかけに初めての特撮に挑んだ。
作品は特撮愛にあふれるストーリーで、監督が初めて手がけたミニチュアやジオラマ、VFXが盛り込まれた。変身シーンなどはヒーロー愛あふれるオマージュにもなっている。
これまでの活動で知り合った東京高円寺のシアターバッカスでも上映できればと期待を寄せている。
橋本さんは現在、デザイナーとして県内を拠点に様々な活動に挑戦しており、全国展開を視野に活動を継続していきたいと意欲を見せている。問い合わせはメール(tch5914@gmail.com)で。