多くの来場者を魅了した奥州須賀川松明太鼓保存会 子どもたちも見事なフラダンスを披露
須賀川牡丹園はゴールデンウイーク期間中(4月26日~5月6日)、天候にも概ね恵まれ、県内外はもとより外国人ら観光客が足を運び連日にぎわいを見せ、1万4235人が訪れた。有料開園日からの累計は1万6189人を数える。1日あたりの最多は5日の2977人だった。
開園当初は促成牡丹とチューリップ、シバザクラが見頃で来場者を出迎えていたが、園内の銘柄牡丹を中心にツツジ、フジなど多くの花が満開を迎え、290種7000株の百花の王も最盛期となり、百花繚乱の装いで来園者の目を楽しませた。
GW前半は呈茶、むかし話などのイベントが行われた。
後半には市指定無形民俗文化財の仁井田田植踊り、古寺山自奉楽保存会の御田植踊り、奥州須賀川松明太鼓保存会による力強い和太鼓演奏、やさしい音色のオカリナ演奏、南国を思わせるフラダンス、伝統芸能南京玉すだれ、須賀川桐陽高書道部の書道パフォーマンス、メッセージカード作成など行われ、温かなおもてなしが好評を集め来場者からは大きな拍手が送られていた。
6日に予定されていた催しは雨のため中止となった。
また園内を和の魅力で彩った和傘アートの見事な傘のアーチを写真に収める姿が多く見られたほか、フラワーセンターで開かれている企画展「牡丹花薫る春の風景展」にも、多くの来場者らが新たな感性に刺激を受け、足を止めて見入っていた。