本番に向けて猛練習　須賀川桐陽高　5月18日に音楽部演奏会

　須賀川桐陽高音楽部の第31回定期演奏会は18日午後１時半から、市文化センターで開かれる。吹奏楽部32人と合唱部11人は本番に向け猛練習している。
　今年は夜明けを意味する「デイブレイク」をテーマに、昨年８月から準備した同校ならではの音楽を心一つに奏で、支えてくれる家族や地域に感謝を伝える。
　公演は３部構成で、Ⅰ部は吹奏楽部と合唱部がそれぞれコンクールの課題曲と自由曲を演奏する。
　Ⅱ部は合唱ポップスで、誰もが知っている物語をもとにした劇と歌を通じ、困難を乗り越えるために行動する大切さなどを伝える。松田理音部長と小池汰嘉定演長は「昨年よりも歌を多めにした構成で、会場の皆さんも一緒に参加してもらえるような工夫も取り入れました。学年を超えて声を掛け合い、完成させた音楽をぜひ楽しんでいただきたいです」と意気込む。
　Ⅲ部は吹奏楽ポップスで、恒例のブラックライトによる視覚でも楽しめる演出やダンスなど交えつつ、例年よりさらに会場を巻き込んだ演出にも挑戦する。酒井美鈴部長、青栁樹里定演長は「赤ちゃんからお年寄りまで楽しんでもらえるよう、色々な年代・ジャンルの曲をそろえました。『相手を思い、心を込めた音楽を』という部の伝統を受け継いだ演奏を届けたいです」と語った。
　開場は午後１時から。入場料は３００円。
　問い合わせは同校（℡ 0248-75-2151 ）まで。