「美味しく育ってね」 広戸小で田植えを体験


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    丁寧に苗を植える子どもたち

 天栄村内の各小学校は今年も稲作体験に取り組み、地元の基幹産業に理解を深め、愛村心を育む。このうち広戸小の田植え体験は13日、飯豊地内の田んぼで行われ、4・5年生の計26人が美味しく育つよう願いを込めて丁寧に苗を植えた。
 特別非常勤講師で地元農家の小針良広さんが提供する田んぼ約4㌃を利用したもので、子どもたちは事前に小針さんから1年間の稲作の流れなど座学で教わった。
 当日はハイソックスで田んぼに訪れ、ガジ引きで田植えの目印を付けた後、1列に並んで1つ1つ丁寧に苗を植えた。
 品種は「コシヒカリ」で今後、除草などを行いながら生長を待ち、秋には稲刈りを体験する予定。
 また今年も村文化祭で販売に挑戦するほか、収穫祭としてオニギリなどで味わう。