新緑の中、山頂を目指す参加者たち
須賀川市岩瀬地区の第34回笠ケ森山開きは18日、約200人が参加し、山頂からの絶景や登山道周辺の八幡太郎義家ゆかりの史跡を楽しんだ。
山開き実行委員会(岩瀬地区明るいまちづくりの会、岩瀬体育振興会、いわせスポーツクラブ、岩瀬コミュニティセンター)の主催、JA夢みなみ、岩瀬商工会の協賛。
山開きに合わせ滑川砂防ダム駐車場で、市内梅田地内の熊野神社・大原勇喜禰宜の神事が行われ、小栗山喜一郎山開き実行委員長、大寺正晃市長、飯村善美福島森林管理署白河支署長ら5人が玉串をささげ、登山者の無事故を祈願した。
先着150人に缶バッジがプレゼントされた。
笠ケ森はうつくしま百名山の一つに数えられ、標高1012・6㍍で山頂からは飯豊連峰をはじめ磐梯山や一切経山が望め、猪苗代湖も一望できる。片道2時間程度のコースは子どもから高齢者まで楽しめる。
青空の下、鳥のさえずりや山野草の花を楽しみながら山頂を目指し、頂上に立った登山者らは雄大な景色に感激していた。