MOZUミニチュア展in須賀川は7月18日から8月31日まで、市文化センターで開かれ、現実と空想が重なる不思議な世界を体験できる。
KFB福島放送の主催、須賀川市の共催、阿武隈時報社などの後援。
MOZUさんはコマ撮りアニメ、ミニチュア、トリックラクガキの3分野で活動し、国内外から高い評価を得ている。
今回の目玉の一つとなる「こびとシリーズ」は実際の部屋に見立てた空間の中にこびとの部屋が出現したら、というコンセプトのもと、風呂のタイルが1枚剥がれたスペースに小さな風呂場が埋まっていたり、コンセントの脇にこびと用の階段やトイレの入り口が作られたりしている。
いずれも小さいながら本物と見紛うほど精巧な作りで、童話の世界に入ったような感覚を味わえる。
またコンセプトを逆手に取って、巨大なコンセントの脇に人間が入れる大きさの「こびとの玄関」を設置し、こびとの気分を体験できるコーナーなども用意する。
このほか昨年度の小学校教科書表紙に採用されたトリックラクガキや、1カットずつ動きを変えて撮影したコマ撮りアニメなども展示する。
ほぼすべての作品が撮影可能となっており、夏休みの思い出づくりにうってつけの展覧会となる。
チケットは市文化センターのほか、セブンイレブン、ローソン、アソビュー!で販売している。
前売り券は高校生以上1100円、小・中学生500円、当日券は各200円増し。未就学児は無料。