須賀川市は7月から10月にかけてティーンズ会議を開き、若い世代の意見をまちづくりに生かす。大寺正晃市長が市長選出馬当初から実現を目指していた事業であり、新しい試みに期待が集まる。今年度は中学生を対象に、6月1日から募集を開始する。
今回は東京芸術大美術学部版画研究室から講師を迎え、「芸術力」をキーワードに、須賀川をもっと良くしたい、自分の考えを市に伝えたい、アートの視点からまちづくりを考えたいという中学生と力を合わせる。
同研究室はこれまでもアートに関するプロジェクトで須賀川のまちづくりに協働で取り組んできた実績があり、須賀川の文化や特性などにも理解が深い。
教員だけでなく現役の大学生もティーンズ会議に交じり、様々なアイデアを出し合う。
現時点での予定としては全4回のワークショップのほか、8月3日に東京芸術大上野キャンパスなどへの研修視察を計画している(市が手配するバスで移動し、交通費、昼食、入館料等は市が負担する)。
ワークショップの初回は大寺市長も参加して意見を交わし、そこで出た発想などをもとに2回目以降のグループワークで議論を深めていき、最終回では各班の内容を発表し合う。
内容は市ホームページなどでも公開する予定。
募集定員は15人で申し込みフォーム(https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/shisei/keikaku/sogo_keikaku/1017640/1017641.html)から受け付ける。
市担当者は「まずは参加して良かった、楽しかったと感じ、これまで以上に須賀川に興味を持ち、好きになるような取り組みにしたい」と述べ、広く参加を呼びかける。
問い合わせは市企画政策課(℡ 0248-88-9111 )まで。
ワークショップの日程と内容は次の通り(時間はいずれも午後1時から4時まで)。
▽7月21日=オリエンテーション、市長との意見交換(tette)▽9月15日=グループワーク(tette)▽21日=グループワーク(風流のはじめ館)▽10月5日=発表会(tette)