旅行業者に牡丹園をPRする柳沼理事長
須賀川市は29日、全国の旅行業者11社17人による視察を須賀川牡丹園で受け入れ、来年のふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)に向け魅力の一端をPRした。
県DC実行委員会の主催する全国宣伝販売促進会議の一環で、28日には郡山市のホテルハマツに約600人の旅行業者を招き、県内各地の魅力をPRした。須賀川市は会場にウルトラマンと鍾馗様のコラボ絵付けや、畳コースター作りを体験できるコーナーを設けた。
視察は29、30の両日、県内7コースに分かれて実施し、須賀川・母畑・白河周辺コースの参加者らが牡丹園などを訪問した。
市職員らやボータンが参加者を歓迎し、大寺正晃市長があいさつした。
園内は牡丹園保勝会の橋本公助さんが案内し、「牡丹を横と上、下から見られるのが須賀川の特徴。化学肥料も使わず、見頃の時期に楽しんでもらえたら牡丹もうれしいし私たちもうれしい」など解説した。また樹齢200年を超える古木や大ケヤキに関心を示し、和傘アートとのコラボや牡丹焚火の説明も受けていた。
柳沼直三理事長は「牡丹園の魅力はまだまだあり、いつか隅々まで見ていただきたい。また全国に情報を発信していただけるようお願いしたい」と呼びかけ、来年のDCにおけるにぎわいに希望を託した。