組合長に就任した丸山専務
JA夢みなみの総代会は31日、矢吹町文化センターで開かれ、各支店総代168人(委任状479人)と役員、職員らが出席し、第4次中期3か年経営計画と第4次地域農業振興計画の初年度としての着実な実践と地域に根ざした総合事業の実現に向けた取り組みを決めたほか、任期満了に伴う役員改選は、新組合長に丸山重一専務を選任した。
佐々木一成組合長は「食料、農業、農村基本法が4半世紀ぶりに改正され、大きな転換期を向けています。誕生10周年を迎え第4次中期3か年経営計画、第4次地域農業振興計画の初年度となります。地域農業の振興、所得向上、地域社会に根ざした暮らしへの貢献を将来のビジョンに、経営の健全性やデジタルトランスフォーメーションを導入し経営の基盤の強化を図り、自己改革に取り組んでまいります。目標の150億円を超える経常経営できたことに、皆さんのご協力に感謝致します」とあいさつした。
各市町村会長賞の1人と2団体、優良組合員表彰の20人と1団体、購買優良者の18人と3団体、優良共済代理店表彰の3社を表彰した(受賞者は既報)。
来賓の會田充茂県南農林事務所長、大寺正晃市長らが祝辞を述べた。
議事では昨年度事業、今年度基本方針では初年度の第4次中期3カ年経営計画は地域農業振興、組織基盤強化、経営基盤強化、人づくりの4つの戦略を実践し、地域密着型推進による強化を図り、内部管理態勢の高度化とコンプライアンス態勢の強化、経営の透明性を確保し、経営基盤の強化を図り、人材を育成し経営計画の実践を通じて自己改革に取り組む。
昨年度組合員数は3万2369人。JA夢みなみの経常利益は約5億3944万円、JAサービス夢みなみの経常利益は約2903万円、ドリームファームすかがわ岩瀬の経常利益は約302万円、白河フーズの経常損失は約179万円、JAあぐりサポートいしかわの経常損失は約744万円となった。
JA夢みなみの任期満了に伴う役員改選は、総代会終了後の理事会で決まった。
役員は次の通り。
▽代表理事組合長=丸山重一(代表理事専務・すかがわ岩瀬)
▽代表理事専務=小松浩(理事・しらかわ)
▽常務理事(営農・経済担当)=小湊勝雄(理事・あぶくま石川)
▽同(金融・共済担当)=真島敏彦(理事・全域)
▽代表監事=蕪木利弘(監事・全域)
▽常務監事=根本秀一(監事・全域)