6年ぶりで大盛況 須賀川吹奏楽団定期演奏会


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    子どもたちのダンスとコラボする須賀川吹奏楽団

 須賀川吹奏楽団の第37回定期演奏会は15日、市文化センターで開かれ、新型コロナの影響で6年ぶりの開催となったが、様々な創意工夫で会場を盛り上げ、楽しい音楽を市民に届けた。
 同団は昭和54年に発足し、現在は高校生から子育て世代、設立当初からのベテランメンバーまで27人で、毎週水曜日と土曜日に西袋コミュニティセンターや市文化センターで活動している。
 プログラムは3部構成で、1部はコンクール課題曲などを披露した。
 2部は須賀川にちなんだゴジラ組曲で会場を驚かせ、「赤とんぼ」や「春の小川」など誰もが知る曲のメドレーも演奏した。
 3部は銀河鉄道999でスタートし、「かわいいだけじゃだめですか?」では稲田学園の音楽部がステージでダンスをみせるなどして会場を沸かせた。名探偵コナンのメインテーマは寸劇を入れて笑わせるだけでなく、見事なソロパートも響かせた。
 団員たちはアンコールまでしっかりと演奏し、充実感に満ちた表情をみせていた。