鏡石スマートICの利用台数 累計500万台を達成 6月19日午前に記念イベント


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    鏡石スマートIC上り線入り口

 東北自動車道鏡石スマートIC利用台数が今月で累計500万台を達成した。500万台記念イベントは、19日午前9時から上下線入り口で行い、それぞれ先着10人の利用者に町特産品の特別栽培米コシヒカリ「牧場のしずく」と町産果物を加工した「牧場の果実」詰め合わせ、観光パンフレットなどを配布する。
 下り線では木賊正男町長と町公式キャラクター牧場のあーさー♪が出迎え、午前9時台1番目の利用者に記念品を贈る。
 鏡石PAのETC専用レーンを利用したICで、平成19年9月に社会実験を開始し、2年後の21年4月から本格運用を開始した。
 令和2年10月には車長制限変更で9㍍以下の中型車も通行可能となり、昨年3月には町待望の24時間運用を開始した。
 概ね平日は通退勤時間、休日は日中を中心に多くの車両が利用し、県内でも有数の交通渋滞が発生する国道4号線(鏡石エリア)の緩和、通勤・通学やレジャーの利便性向上、工場など生産流通機能強化、救急搬送の時間短縮と災害時のライフラインとして幅広く活用されている。
 平成23年3月に累計100万台を突破し、27年5月に200万台、30年10月に300万台、コロナ禍の外出自粛などで一時期利用減少したが、令和4年4月に累計400万台を達成した。
 19日は今月上旬に達成した累計500万台到達を記念し、町ブランド特産品と町観光スポットをPRして、今後のIC利用と観光促進を図っていく。
 同ICは東北自動車道鏡石PAエリア内にあり、矢吹ICから7・6㌔、須賀川ICから4・3㌔の位置。ETC車載機を搭載した軽自動車、普通車、9㍍以下の中型車が24時間利用できる。けん引車は利用不可。
 同ICに関する問い合わせは町都市建設課都市グループ(℡ 0248-62-2116 )、または町公式ホームページまで。