空想の力で夢を育もう! 9月に特撮上映会やゲストトーク 「すかがわ市に住む想像の怪獣」作品募集


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    9月20日のゲスト佐野史郎さん、21日のゲスト青柳尊哉さん

 須賀川市、円谷プロダクション、県は空想の力を楽しむ「空想の力を育むまち」プロジェクト2025事業として、市内外から怪獣絵画の募集や9月にはゲストを迎えた「すかがわウルトラシアター」と「ウルトラマンLIVEステージ」などを開かれる。
 市と円谷プロダクションが令和5年4月、市出身の映画監督で特撮の神様・故円谷英二監督が生涯大切にしてきた空想にスポットをあて、空想による夢を育み、故郷への愛着を持つことで、さらに豊かな地域社会を構築・創造を目指す「空想の力を育むまち」連携協定を締結した。
 協定趣旨に賛同した県を含む三者が連携し、「空想の力」を醸成しながら、この取り組みを広く市内外に発信するため、昨年から各種プロジェクトを展開している。
 今年は「空想作品募集事業」「すかがわウルトラシアター」「ウルトラマンLIVEステージ」を軸に、福島空港「空の日フェスティバル(9月20日)」でもウルトラマン握手会を予定している。
 空想作品募集は、「すかがわ市に住んでいるかいじゅうを想像してみよう!」をテーマに、居住地・年齢を問わず作品を募集する。
 市とM78星雲姉妹都市提携を機に立ち上がったウェブ仮想都市「すかがわ市M78光の町」ホームページ(https://m78-sukagawa.jp/)から応募用紙をダウンロードし、画材は色鉛筆やクレヨン、水彩など自由に選んで“空想のかいじゅう”を描く。過去の応募作品は同ホームページから閲覧できる。
 市内の小学校には直接事務局が応募用紙を配布し、学校を通して応募できる。そのほかは「すかがわ市M78光の町」ホームページ応募フォームから提出する。
 応募締め切りは市内小学校は7月15日、ホームページは同25日まで。
 提出作品は福島空港やプロジェクト会場で掲示するほか、「特に空想力にあふれた作品」に選ばれた数点はイベント当日に紹介する。
 すかがわウルトラシアターは9月20、21の両日、tetteたいまつホールで開かれる。申し込みは7月10日から市ホームページで募集を開始する。応募者多数の場合は抽選となる。
 両日とも空想関連作品上映会とゲストのトークショーを行う。
 20日は俳優の佐野史郎さんを迎え、「空想特撮シリーズウルトラマン4Kディスカバリー」と「浪漫のものがたり」を上映する。
 21日は俳優の青柳尊哉さんをゲストに、帰ってきたウルトラマン第18話「ウルトラセブン参上」とウルトラマンZ第19話「最後の勇者」を上映する。
 ウルトラマンLIVEステージも9月20、21の両日に市文化センター大ホールで開き、詳細は今月26日に円谷プロダクションホームページ(https://m-78.jp/)で公表する。
 ウルトラマンとの握手会がある福島空港「空の日」フェスティバルは9月20日に開かれる。詳細は後日、県が発表する。