理美容室に住警器設置・交換促進の啓発チラシ 須賀川消防署


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    支部長にチラシを手渡す職員(東京シャウト)

 須賀川消防署は住宅用火災警報器(住警器)の設置と交換を促すため、利用組合須賀川支部の藤田武支部長(東京シャウト)、美容業組合須賀川支部の五十嵐康之支部長(ヘアアンドネイルヌーヴェル)に理美容室に掲示するチラシを手渡した。
 須賀川地方広域消防組合が7月に定める住警器設置促進強化月間に合わせた取り組み。
 チラシは両支部長から会員店舗計86店に配られる。
 理美容室は利用客の滞在時間が比較的長く、チラシに目が留まりやすいこと、従業員からサービスを受ける会話中に話題に取り上げられることなど期待して、今回のチラシ掲示を企画した。
 同組合管内の法令に基づく住警器の適正な設置の割合は今月1日現在で64・69%に留まっており、昨年の全国条例適合率66・2%を下回っている。
 火災による死者の約45%が「逃げ遅れ」であり、就寝中に火災をいち早く知らせる住警器の適切な設置が万が一の場合の命を救う。
 このため住警器の適切な設置と交換を広く呼びかけている。