怪獣を熱演する田口監督の指導を受ける塾生たち
須賀川特撮アーカイブセンターワークショップ「すかがわ特撮塾」4期生活動が28日からスタートした。市内在住の中高生14人が同センターやながぬまラボで来年3月まで特撮関連活動を通してオリジナル短編怪獣映画を撮影する。
市出身の特撮の神様・故円谷英二監督が基礎を作り上げた特撮技術と文化、創造を生み出す豊かな想像力を育むため、1年を通して活動するワークショップ。過去3年間の活動で塾生オリジナル怪獣のヨロイガー、エスターガ、フェザーロンを誕生させ、活動は市の枠を超えて多方面から注目を集めている。
今回も塾長に映画監督の田口清隆さん、講師に映像コーディネーターの島崎淳さんを迎え、年間活動は現代特撮の最前線で活動する関係者らも講師を務める。
4期生活動は28、29の両日、開講式と特撮アーカイブセンター館内見学、映画の根幹となる絵コンテについて学び、センター収蔵のミニチュアセットを組み上げて模擬撮影を体験した。
塾生たちは助監督やスーツアクターなど一人ひとり希望の役割を分担し、田口塾長の指導を受けながら迫力ある特撮映像撮影テクニックや工夫を楽しく学んでいた。