かっぱデザインのお守りやおみくじ
全国の神社で半年間の無事を神様に感謝し、残り半年の平穏を願う「夏詣」の風習が広がっているが、今年は県内61社が参画して、限定御朱印頒布やイベントなどを企画し参拝者を出迎えている。
須賀川・岩瀬地方では奥州須賀川総鎮守・神炊館神社をはじめ、宮の杜滑川神社、鏡石町鹿嶋神社も「夏詣」に参加した。
神炊館神社は「夏越の大祓い」に合わせて拝殿前に茅の輪くぐりを設け、境内には多数の風鈴を設置して涼しげな音色で涼を演出している。
また須賀川の初夏を代表する「きうり天王祭」に合わせて、3年前からかっぱのかわいらしいキャラクターを季節の御朱印やお守りなどに採用している。
今年はかっぱデザインのお守り型透明ホルダー、かっぱおみくじなどを新調し、拝殿前に七夕飾りも設置して参拝者らが思い思いの願い事を吊り下げて手を合わせていた。
また滑川神社では4日から10日の七夕ライトアップや切り絵御朱印(限定500枚)頒布、11日から神炊館神社とのコラボ企画がスタートする。
鹿嶋神社は福島市在住の版画家金子美早紀さんが描いた巨大絵馬を掲示する。期間限定で金子さんデザイン限定御朱印などの頒布も行う。