副知事に11月のプレ大会開催を報告 米・食味分析鑑定コンクール国際大会in須賀川岩瀬


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    佐藤副知事(中央)にプレ大会を説明した関係者たち

 米・食味分析鑑定コンクール国際大会in須賀川岩瀬実行委員会は3日、県庁を訪れ、佐藤宏隆副知事らに来年度の本大会に先駆けて、今年11月16日にtetteでプレ大会を開くことを報告し、県内からの出展依頼など県の支援を依頼した。
 訪問は実行委員長の大寺正晃市長、副委員長の木賊正男町長、添田勝幸村長、丸山重一JA夢みなみ組合長、実行委員会顧問の鈴木秀之米・食味鑑定士協会会長、審査員長の入口壽子イリグチ社長らで、佐藤副知事のほか、農林水産部長らにも面会し、協力を求めた。
 米・食味分析鑑定コンクールは機械計測による客観的評価と食味に精通した審査員による官能審査で出展米を評価する世界最大規模の審査会であり、来年度から3年間、県内で開かれる。
 初年度は須賀川市内が会場となり、実行委員会は本大会で県産米が高評価を得ることや、さらなる食味、品質、ブランド力の向上を目的に、プレ大会を実施する。
 応募期間は10月1日から15日までで、須賀川・鏡石・天栄からは出品1検体無料、2検体目から4500円となる。
 プレ大会応募は同時につくば市で開かれる今年のコンクール出品も兼ねることになる。
 1次審査は食味値・味度値を機械で計測し、上位のノミネート者を市内・町内・村内から各5点、県内全体から5点選出する。
 2次審査は米・食味鑑定士と地元有識者各10人が務め、金賞8点、優秀賞12点を決める。
 金賞は1俵買い上げ、後日はたけんぼ等で販売する。
 開催に向け、審査員やスタッフなどの育成を図る米飯官能鑑定士養成講座は4、5の両日、tetteで開かれ、JA夢みなみと須賀川・岩瀬のボランティアらが米の炊き方など教わる。