
特徴的な長い顎を持つメタリフェルホソアカクワガタ
ムシテックワールドの夏休み期間に合わせ各種プログラムは12日からの「世界のカブトムシ・クワガタムシ展」を皮切りに本格スタートする。目玉の一つである高校生サイエンスショーは8月9日に岩瀬農業高理科部、16日に清陵情報高科学部、24日に須賀川桐陽高理科部がそれぞれステージに立ち、科学知識に関する約20分間のショーを披露する。
「世界のカブクワ展」はタランドゥスオオツヤクワガタやヘラクレスオオカブト、スマトラコーカサスオオカブト、メタリフェルホソアカクワガタなど40種類以上の珍しい個体を間近で観察できる。
今回は展示方法に工夫を凝らし、国旗を飾りながら原産地ごとにケージをまとめ、甲虫を通じて世界に興味を広げることなどを狙う。
開催期間は8月24日までで、人気の個体と記念撮影ができるふれあいタイムを午前9時20分からと正午から、午後3時半から設ける。
展示場所である1階ロビーにはこのほか、イモリやウーパールーパーなども並ぶ。さらに今だけの限定展示としてカイコの生態も飼育・展示している。現在は桑の葉を食べて元気に成長しているが、今後、夏休み中にマユを作る見込み。出来上がったマユは工作プログラムに活用する。
夏休み期間の今月23日以降は休館日を除く平日も工作・実験・自然体験の各種プログラムを実施する。
8月9日から17日は予約不要で、当日配布する整理券を受け取れば様々な体験を楽しめる。
このうち新規プログラムの「にょろにょろコースター」は13日から15日まで、針金に通したストローが、流れるように落ちていくおもちゃを作る。
人気のアイスクリーム作りは9日から11日まで、シャーベット作りは13日から17日まで実施する。
また24日には須賀川ゆかりの企業・団体・高校の協力による入館無料イベント「すかがわサイエンスフェスタ」で夏休み中の子どもたちを楽しませる。
開館時間は午前9時から午後4時半まで。
入館料は大人410円、高校・大学生200円、小中学生100円。
問い合わせは同館(℡ 0248-89-1120 )まで。











