須賀川アカデミックバスケットボールクラブの「SA!BuCatu~多種目合同トレーニング」は26日午前9時から、いわせ悠久の里で行われ、競技が異なるクラブの交流を通じた新たなネットワークの構築などを図る。
一般社団法人DSMの共催、市と市教委の後援。
全国的な課題である部活動の地域展開(移行)において、須賀川を含む多くの自治体では既存の部活動と、受け皿となる地域団体とのマッチングに焦点を当てている。
しかし子どもの可能性を育む観点から、海外では特定の種目に専念するのではなく、様々な競技を試す中で、子どもたちの適性や目指したい方向性を地域の中で探る在り方も進んでいる。
また多種目のトレーニングにより、専門とする種目の技術を向上させるヒントが得られることもあり、今回同企画を実施する。
開催目的として大人も子どもも楽しみながら「カラダが育つ・ココロが育つ・アタマが育つ」機会をつくる、スポーツを通じたコミュニティの在り方を考えることなどを掲げる。
午前中は「競技の壁を超えたAOZORAトレーニングセッション」をテーマに、パーソナルジム「Fearless Gym」から講師を招き、しなやかに動くための背骨と股関節のモビリティエクササイズ、どんな状況でも目的の動きを遂行できる体幹を鍛える反射性スタビリティトレーニング、道具を使ったゲーム性の高いムーブメントドリルなどを行う。
午後は会場をtetteに移し、中京大の三谷舜任期制講師と大阪府の服部スイミー内科小児科クリニックの渡邊大海院長を講師に、コーチングワークショップ「育ち、育て、繋げ!」を開く。
自ら学び、成長するアスリートを育むため、「答えは自分の中にある」と言われるスポーツのコーチングについて考える。また参加者同士がコーチングやティーチング、チームビルディング、子育ての実践について意見を交わす。さらに部活動の地域展開や地域のスポーツを通じたコミュニティ形成のため何ができるか考え、今後の連携につなげる。
参加は1チーム1万円、個人は1人あたり大人2000円、小学生から大学生1000円(午前のみ、午後のみの参加も同額で可能)。
なお同団体は同様の趣旨から8月2日に須賀川二中体育館でバレーボール体験トレーニングも予定している。
申し込み・問い合わせは公式ホームページ(https://www.sabc-chronus.com/)まで。












