公立岩瀬病院は平成29年3月から分娩受け入れを再開し、今年で産科婦人科開設8年目を迎えた。管内の新しい命の誕生を支え見守っており、今月11日に4000人目の赤ちゃんが誕生し、記念品贈呈式が15日、同院産科婦人科病棟ラウンジで行われた。
記念の4000人目の赤ちゃんは、いわき市在住の渡邉正光さん・直子さん夫妻の第3子優(ゆう)ちゃん。土屋貴男院長と伊藤恵美副院長兼看護部長が記念のフラワーソープとおむつケーキをメッセージとともに贈った。
優ちゃんは出生時身長50㌢、体重3080㌘の元気な女の子で須賀川市出身の直子さんが里帰り出産した。
病棟スタッフらがラウンジにお祝いのメッセージを飾り付け、土屋院長はお祝いの言葉と記念品を贈り「これからも元気な産声を当院で守っていけるよう安全安心な医療体制を強化していきたい」とあいさつした。
直子さん自身も同院で誕生した縁もあり、子ども3人とも同院で産声を上げた。
スタッフからのお祝いの言葉に感謝し、すやすやと眠る優ちゃんに目を細める直子さんは「入院してから4000人目と知らされビックリしました。元気で優しく明るい子に育ってほしい」と話した。
同院産科婦人科は今月1日現在、常勤医師4人、看護師3人、助産師23人、ナースエイド4人で対応にあたり、NICU・GCU棟を開設し、小児科と連携して安心して出産できる環境を整えている。
令和4年1月4日に3000人目の赤ちゃんが誕生し、今年度は今月11日現在で125人が出生している。












