かっぱ麺を笑顔で試食 須賀川一小6年生「うまかっぱ!」


  • 画像
    美味しくかっぱ麺を試食する児童たち

 須賀川かっぱ麺の会は、須賀川一小6年生の地域学習に合わせて6年生9人にかっぱ麺を振る舞う。15日は1組の児童4人が大黒亭(井桁屋本舗)で夏野菜をふんだんに使ったヘルシーなかっぱ麺を試食した。
 かっぱ麺は平成19年に夏秋路地生産量日本一のキュウリを使った新しい名物料理として誕生し、キュウリのしぼり汁を練り込んだ色鮮やかなカワセミ色の涼麺が人気を集めた。
 今回は子どもたちが地域の食文化にふれることで、地元食への理解を深め、郷土愛を育むとともに、その魅力を家庭や地域に発信し活性化につなげる目的で企画した。
 6年生は地域を知る学びの学習の一環で、キュウリやふるさとの食を調べる子どもたちが代表で参加した。17日は2組の代表5人がニュー芭蕉苑で食事する。
 15日は初めに大内康広かっぱ麺の会長が「みんなでアイデアを出し合って研究してかっぱ麺はみんなが生まれる前に誕生しました。美味しく食べてもらいたくて今回の食事会を企画しました」とあいさつした。
 4人は夏野菜を使ったかっぱ麺を試食し、全員で完食の合言葉「うまかっぱ」と笑顔を見せた。
 一人ひとりが感想を発表し合い、鈴木綾人さんは「麺がつるつるして食べやすかった。半熟卵の天ぷらがサクッとして美味しかった」と話した。
 最後にかっぱ麺の由来や調理の工夫、麺の秘密などを質問し、大内会長らが答えた。
 今回の食事会で得た情報などを基に、児童たちは2学期終わりまでに壁新聞などにまとめて校内発表する。