8月23日の釈迦堂川花火大会 開催に向け着々と準備 有料席・駐車場は販売中


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    flattoに設置されたガチャガチャ
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    開催に向け協力を呼びかける大寺市長

 須賀川市の釈迦堂川花火大会実行委員会は23日、市役所大会議室で開かれ、当日に向け有料観覧席の販売状況や露店出店数などを確認した。今年も来場者数は昨年同様の約10万人を見込んでいる。有料観覧席・駐車場とも14日現在で完売には至っておらず、昨年同期と比較して出足が伸び悩んでいるが、PR動画やガチャガチャなど新たな工夫で販売促進を図っている。
 約20人が出席し、会長の大寺正晃市長があいさつした。
 今年の花火大会は8月23日午後6時半からオープニング、打ち上げを40分から開始し、7時50分まで70分間の光のショーを繰り広げる。
 主な演目はグランドオープニングスターマイン、ミュージックスターマイン(音楽創作花火)、ナイヤガラ曝布、ショットガン、「須賀川市×M78星雲光の国」姉妹都市スターマイン、尺玉30連発、グランドフィナーレスターマインを予定している。
 また須賀川二中、仁井田中、須賀川創英館高、須賀川桐陽高、清陵情報高、岩瀬農業高の6校合唱部が録音した歌声と花火を組み合わせる合唱プロジェクトもプログラムの中頃を飾る。曲目は「勇気100%」。
 協賛金は4月25日から7月11日まで募り、今月15日現在で2797万8000円(前年度比62万1000円増)が集まっている。募集を促すため、大寺市長自らが直接企業を訪問し、協賛を依頼するなどの取り組みが功を奏した。
 有料観覧席は値上げなどの影響もあってか、前年までの勢いには至っていない。今月14日現在の販売状況はテーブル席の中宿公園(ケーズデンキ南側)が898席のうち507席(販売率56%)、イオンタウン北側駐車場は271席のうち137席(同50%)、イス席は未来大橋からスポーツ広場入り口交差点にかけての1000席が285席(同25%)、未来大橋からケーズデンキ駐車場入り口にかけての1140席が262席(同22%)販売となっている。
 有料駐車場は今年度から3カ所増やした。14日現在の販売状況は阿武隈小180台が152台(販売率84%)、大内新興化学第2駐車場120台が54台(同45%)、翠ケ丘公園上北町駐車場140台が113台(同80%)、市武道館50台が23台(同46%)、須賀川二小50台が5台(同10%)、山寺池公園130台が35台(同26%)となっている。
 無料駐車場は17カ所に約3100台分用意する予定。
 販売促進に向け、PR動画を公式SNSに投稿、須賀川駅東西自由連絡通路の観光モニターに投影するほか、手書きの販促チラシを回覧板で全戸に周知したり、花火大会宣伝用ガチャガチャをflattoなどに設置するなど新たな工夫も取り入れている。
 ガチャガチャは1回500円で、イス席ペアチケットなどのほか、ウルトラマングッズやサウナ&スパグリーン、ジェイドグリーンカフェで使用できる割引券などが当たる。
 有料観覧席の販売は市役所2階の市観光交流課窓口で、電話予約は同課内の事務局(℡ 0248-88-9144 )で受け付けている。CNプレイガイド、セブンイレブン、ファミリーマートでも購入できる。
 有料駐車場はCNプレイガイドでのみ受け付ける。
 臨時列車は上下線合わせて35本運行する。
 露店は須賀川駅前に135店並ぶ。
 仮設トイレは34カ所に177基設置する。
 問い合わせは市観光交流課内の実行委員会事務局(℡ 0248-88-9144 )まで。