
flattoでかっぱめんを撮影する参加者 
物怖じせず市長に主張を伝える高校生
須賀川市の「わたしの未来&ふるさと応援ワークショップ」の第1回は24日、tetteを中心に開かれ、須賀川創英館、須賀川桐陽、清陵情報の高校生計18人が市内の魅力について「勉強できる場所が多い」「人の優しさにふれることが多い」など様々な意見を出し合った。
市が取り組む「こどもの声を政策に」プロジェクトの一環。市への移住・定住促進と、地域への郷土愛醸成を目指し、10月まで全4回実施する。
フリーペーパー「すかっと」を発行するエリア・マークスから講師を迎え、市の魅力を伝えるA4サイズ8ページ(表紙・裏表紙含む)のチラシ作成などを目指す。
初回の前半はtetteで座学を開き、キノメスタジオの柳沼涼子さんが写真、ステップ・ワンの中川貴弘社長が動画の撮り方をそれぞれアドバイスした。
後半の座学から大寺正晃市長も参加し、「楽しみながらアイデアを出し合ってください」と呼びかけた。
ワークショップは3班に分かれ、市内の好きな場所やイベント、食べ物などのほか、各校の特徴などを付せんに書き出し、共有した。
最後のまち歩きは風流のはじめ館までの道沿いにあるウルトラヒーローなどのモニュメントや飲食店の看板など撮影したほか、flattoの商品をより魅力的に撮る挑戦を楽しんだ。
参加した須賀川桐陽高1年の遠藤美里さんは「地元の魅力を知りたい、人に伝えたいと参加しましたが、郡山市と比較した場合の視点など、自分からは出なかった発想にも出会えました。これからワークショップを続ける中で、須賀川の良さをもっと深掘りしていきたいです。また写真や動画撮影の方法を教えていただき、将来にも役立てたいです」と語った。
生徒たちは教わった技術や出し合った須賀川の魅力を参考に、夏休み中の時間で須賀川の良さを伝える写真や動画などを撮影し、LINEの専用アカウントで共有する。また次回ワークショップは8月22日を予定しており、チラシ作成に向けメインテーマを決定し、具体的なレイアウトなどイメージを固めていく。












