夏の季語を使った俳句づくりを体験 
風流のはじめ館のこども和文化塾「夏休みこども俳句教室」は31日に小学１～３年生対象の低学年の部、１日は小学４～６年生の高学年の部を開講し、俳句の基礎を楽しく学んだ。２日間で子どもたちが詠んだ俳句は９日から９月15日まで南部地区を中心に市内12店で展示する。
同教室は身近な自然の中で見るもの・感じるものを題材に、俳句を詠む楽しさを知り、俳句作りに親しむきっかけづくりを目指した。
低学年の部は親子20人、高学年の部は14人が参加し、講師は桔槹吟社同人の金子秀子さん、郡司真理子さん、佐藤秀治さん、丹治道子さん、深谷栄子さん、野崎キン子さんが務めた。俳句の基礎学習や季語探し、添削を受けながら５７５の言葉をつなげて俳句を作る体験ゲームなどを楽しんだ。
季語探しは同館敷地内に、水中花や風鈴、水鉄砲、夏野菜、ハンモックなどを用意し、屋外遊びを通して材料を見つけた。
出来上がった俳句は俳句ポストに投句するほか、市内金融機関や飲食店など12店舗に展示する。
このまちなか展示は風流のはじめ館と南部地域エリアプラットフォームがコラボした初めての取り組み。俳句文化を広く知ってもらうとともに、親子や子どもたちが展示店に足を運び、新しい交流や発見につなげることを目指す。
展示店は次の通り。
井桁屋本舗、菓子司近江屋、こぷろ須賀川、四季彩和の花、須賀川信用金庫本店営業部、とん珍、東邦銀行須賀川支店、アンジュール、堀江屋呉服店、ホテルサンルート須賀川、マチソダテベース、レントウトア・ファニチャーアンドファブリック
