
練習を重ねた舞を披露する少女たち
須賀川市宮の杜、仕事と子どもの守り神、滑川神社の秋季例大祭は5日、同神社で行われ、滑川・宮の杜地区の少女4人が浦安の舞を奉納し話題を集めた。
毎年10月第1日曜日に例大祭を行い、地区の平穏と五穀豊穣を願うとともに神様に感謝をささげ神輿を繰り出している。
浦安の舞は平穏無事などを願い、神楽に合わせて巫女衣装をまとった女性が緋扇と神楽鈴を手に舞う。同神社では平成2年から地区内在住の子どもたちの協力を得て奉納している。
今年は柏城小5年の松本素さん(滑川)、石山栞さん(宮の杜)、小田りんさん(同)、古川望奈さん(同)が8月下旬から練習を重ね本番に備えてきた。
佐伯泰信宮司が神事を行い、神社総代や地元町内会役員らが見守る中、4人はやや緊張した表情で臨み、揃いの巫女衣装と髪飾り姿で息の合った舞を披露した。
大役を終えた松本さんは「練習したようにみんなで息を合わせて披露できて良かった」と安どの笑みを見せていた。
なお12日は宮の杜地区の秋祭りを開き、町内を子ども神輿が元気に周回する。











