
最新技術を使ったキュウリ栽培を高校生に教える
須賀川市のオープンカンパニー事業「すかがわTECツアーズ」は20日、清陵情報高の1年生計約200人が地元企業を見学し、各社の魅力や独自性、仕事への熱意などを間近に感じた。
市内企業の魅力と認知度の向上、地元企業への就職促進を図ることが目的。生徒たちは事業に参加する19社のうち希望の2社をそれぞれ見学した。
このうち福島タネセンターではICTを活用したキュウリの栽培を計17人が学んだ。
同社はソフトウェアによる環境管理、ロボット導入、肥料技術の3つを軸に、より少ない手間で安定した収穫、高い秀品率を実現し、若者や異業種参入を目指す企業にとっても魅力ある農業としてのキュウリ作りを目指している。
見学したハウス内はキュウリが光合成をするため最適な環境となるよう、水や肥料、湿度、温度等を自動的に調整しており、生徒たちの関心を集めた。
橋本克美社長は「農業はクリエイティブな産業であり、まだ誰も考えていない新しい社会的価値を須賀川から生み出せるよう取り組んでいる」と生徒たちに伝える。世襲制が約50年続き、保守的な傾向にあった業界に対し、新しい発想で新しい農業を作っていく必要があると力を込め、「業界を変えていくには皆さんのような若い力が必要で、ITの知識など農業以外の分野に詳しい人材を欲している」と語った。
参加した大蔵心愛さんは「農業は過酷で辛いイメージでしたが、施設内はきれいで自分でも楽しくできそうと感じ、印象が覆されました。好奇心がとても刺激され、自分もこれまで業界になかった何かを生み出すような仕事をしたいと感じました」と目を輝かせた。
参加企業は次の通り(50音順)。
アルファ電子、岩崎通信機、エスケー電子工業、大内新興化学工業、笠原工業、神田産業、吉城光科学、クラフト、三柏工業、須賀川瓦斯、須賀川東部運送、東京工装、東北電力ネットワーク、トキワ印刷、林精器製造、パラマウント硝子工業、福島タネセンター、武蔵野精機、和田装備











