
没頭して作業を楽しむ受講者たち
ムシテックワールドの生涯学習講座「大人のための平日講座」は17日から始まった。集中改革プランの公共施設マネジメントで今後の運営のあり方が問われる中、同施設では学校利用が落ち着く冬季間の入館者を確保するため例年同講座を開いているが、今年度は全12回実施し、子ども向けに収まらない役割を示している。
公共施設マネジメント素案で同館は来年度末までに、「民間活力の活用を検討の上、機能廃止とし、売却を行う」「売却できない場合は、建物を解体する」との方向性が示された。現在はサウンディング型市場調査を実施しており、民間から活用に関するアイデアを広く募っている。今後、調査結果や利用者、関係者からの意見を踏まえ、施設のあり方を検討する。
同館職員らは多くの子どもたちや保護者から長年にわたり愛され、科学の楽しさに気づくための機会を提供する重要な役割を担う施設が存続できるように、これまで以上に様々な工夫を取り入れ、入館者数もコロナ禍以降、年々増加傾向にある。
「大人のための平日講座」もそうした創意工夫の一つであり、初回は糸ノコギリを使った工作「ウッドアニマルアート」を教えた。
加工しやすいSPF材にリスやハリネズミ、ネコ、干支にちなんだ馬などを下書きして、線に沿って慎重に木材をカットした。切り抜いた動物はヤスリにかけ、見映えの良い置物を完成させた。
受講者たちは作業に没頭している様子で、ひと息つくと充実感を感じさせる微笑みを浮かべていた。
今後、3月まで11回の講座が続くが、人気のものはすぐに定員に達するため、早めの申し込みを呼びかける。
一般的な工作だけでなく、玉木屋本舗協力の練り切り作り、須賀川にもあった火砕流の観察など多様なプログラムを用意している。
このほか今月21日には日立シビックセンター科学館「サクリエ」の特別サイエンスショー「空飛ぶチカラ」を午前11時、午後2時の2回実施する。
また来年1月4日には毎年恒例のドリームくじも予定しており、今年は昆虫が苦手な人にもオススメの「ムシテックグッズくじ」を午前9時半から、とっておきの昆虫が当たる可能性がある「虫くじ」を11時50分から実施する。
問い合わせ・申し込みは同館(℡ 0248-89-1120 )まで。
大人のための平日講座の今後のプログラムは次の通り。
◇予約受け付け中
▽1月14日=根本先生の「誰でも簡単!指編みマフラー」
▽29日=いろ・イロ・色えんぴつお絵描き
◇1月7日から受け付け
▽2月3日=大人のレザークラフト革小物
▽5日=とんぼ玉作り
▽18日=玉木屋本舗さんの「季節の練り切り(2個)」
▽19日=飛田先生の「絵手紙に挑戦!」
▽25日=身近な火山噴火~須賀川にもあった火砕流の観察~
◇2月4日から受け付け
▽3月3日=ウッドアニマルアート(糸のこ木工)
▽4日=とんぼ玉作り
▽5日=ベルカップアレンジ・ブッタナッツアレンジ











