ハンサム・ウーマンNo.9

鈴木理奈すずき りなさん(53)

寿々乃井酒造店広報担当
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継ぎたくなる家業目指し
 200余年の酒蔵に新たな歴史を

 今年4月から県清酒アカデミーに入校し、酒造りの知識・技術を学び始めた。「いずれは娘と新しい酒造りにも挑戦したい」と晴れやかな表情をみせる。
 挑戦のきっかけは数年前、当時大学生だった娘から家を継ぐことに反発されたことが発端だった。女性杜氏は県内でも活躍しているからと勧めたが、「必ず継がなければならないというのは違うと思う」と反論を受けた。それから「継ぎたくなるような酒蔵とはどういうものか」と考え、改めて家業に向き合い、魅力的な職場としての模索が始まった。
 「まずは自分でやってみようと考え始めると、様々な挑戦に迷いがなくなりました」と述べ、フェイスブックでのPRや首都圏の販売会への参加などにも熱意が湧いた。「情報発信する中で、天栄に酒蔵が生まれた歴史や酒造りにも一層興味を持ち、勉強しています」。
 そうした姿を見て、26歳になる娘は「最終的に寿々乃井を継ぎたい」と伝えたという。200年を超える同酒造が刻む新たな歴史に期待が高まる。

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