若だんな・若社長No.4

鴫原光一しぎはら こういちさん(44)

手づくり工房すないぷ 須賀川市丸田町245
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「手作り」の発信拠点へ
台風契機に存在意義実感

 赤トリヰ本店から独立して店を始めた母・みさ子さんを手伝いたいと、開店当初の平成10年から一緒に働き始めた。「もともとバイクが好きで、お客さんの一点物へのこだわりも共感できました。だからこそ、満足してもらえる物を提供したいと知識・技術を身に着けました」。
昨年の台風19号では浸水被害を受け、ほとんどの商品を廃棄した。「店もここで終わりか」と落ち込む鴫原さんらを元気づけたのは常連客や作家仲間だった。「今回の出来事で皆さんとのつながりや、店の存在意義を改めて感じました。だから移転ではなく、ここでまた続けていこうと決心しました」。
新装開店後は手作りマスクの需要も手伝い、地元の手芸店として存在感を発揮した。子どもから大人まで幅広く対象にした手作り教室のほか、ミシンで作業できる作家のためのレンタルスペースも運営していく予定だ。「今後は自主イベントを企画したり、手作り作家同士をつなげる発信拠点を目指したいです」と前を向く。

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