若だんな・若社長No.10

遠藤秀樹えんどう しゅうじさん(42)

エンド―自動車工業取締役専務鏡石町深内町46-29
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選ばれる地元の車屋目指し
 人とのつながり大切に

 「もともと家業を継ぐつもりはなかったんですよ。大学卒業後は別の仕事に内定していたので。でも母に説得され、この道を選びました」屈託のない笑顔で20代のエピソードを明かす。
 実家で仕事を始めてから5年が経った31歳の年は、特に波乱の1年だった。「7月の自分の誕生日と同じ週に父が亡くなり、第一子が生まれました。本当に、大変な年でした」。
 社長に就いた母を支えながら、昨年まで青年会議所、現在は商工会議所青年部でも活動している。「多くの人と知り合い、色々なことを教わりました。今も『秀樹がいるから』と店を利用くださる人がたくさんいて、本当に人のつながりは大切だと実感しています」。
 社員の意欲を高めるため、給与の根拠を示す「査定表」づくりに取り組んだり、職場環境の5Sにも力を入れる。「必ずここで修理したいと思われる地元の車屋として、次の世代につなげていきたいです」。取材中に終始絶やさなかった笑顔は、頼りがいのある力強さと信念を裏付けていた。