長沼・岩瀬両地区の「図書館存続させる会」で意見交換 活動続け、地域を守る


  • 画像
    地域への思いなど意見を交わす出席者たち

 長沼・岩瀬両地区の図書館を存続させる会は21日、歴史民俗資料館で意見交換会を開き、署名活動など今回の取り組みを契機として、地域を守る動きの活性化につなげたい思いを共有した。
 両会は、須賀川市が行財政改革取組方針に基づく集中改革プランの一環で、地元の図書館をコミュニティセンターに機能移転しようとする案に異議を唱え、それぞれ署名活動などを行って、市の執行部に施設の存続を求める切実な声を届けた。
 市はそうした声など総合的に勘案し、休館日や開館時間を見直しつつも令和9年度まで存続させる方向性に転換した。
 岩瀬の谷藤允彦会長らは、昨年10月からの活動について「協力の輪はあっという間に広がり、『名前は出せないけど』と力を貸してくれる人もいた」と振り返った。
 一方で、地域の課題を踏まえながら、図書館問題を元に生まれた力を地域の活性化につなげていきたいと、「存続させる会」の名称を変えながら活動を継続していくことを検討していると明かした。
 長沼の大岡清一会長らは「100年以上の歴史を持つ施設を存続させようと立ち上がった。これからも活動を続け、9年度までという時限措置も撤廃を求めていく」と経過を説明した。また先行事例として声を上げた岩瀬の取り組みに感謝し、「これからも協力し合えれば」と伝えた。
 このほか今回の活動や日頃の生活から感じる思いとして、教育環境の公平性や地域のつながりの重要性など一人ひとりが語り、共感を通じて絆を深めていた。
 なお両会は今後も定期的に意見交換の場を設けていく考えである。

とっておき情報募集