
自転車運転の危険を学んだ交通安全教室
須賀川二中の自転車交通安全教室は25日、全校生594人が参加して同校の校庭などで開かれ、生徒らは身近に潜む危険やルール遵守の大切さを学んだ。
県警本部と須賀川署が連携した交通事故対策活動の一環。スタントマンが危険な走行による事故を目の前で再現し、その恐怖を実感させることで安全利用を促す「スケアード・ストレイト教育技法」を取り入れており、JA夢みなみとJA共済福島が主催した。
前半の交通安全講話は、各教室とリモートで結んで実施。武田崇宏教頭が「油断や過信が重大な事故につながる。自分の命、周りの人たちの命を守る行動につなげてほしい」と呼びかけ、JA夢みなみの真島敏彦常務理事は「4月から自転車にも交通反則通告制度(青切符)が適用された。教室を通して事故の衝撃や怖さを見てもらい、事故を起こさない、遭わないように注意してほしい」とあいさつした。
続いて須賀川署の海津伸一郎交通第一係長が、管内の事故現状や「自転車安全利用五則」、事故時の損害賠償責任、青切符の仕組みなどについて詳しく説明した。
後半は校庭に場所を移し、スタントマン7人が交通事故を再現した。自転車と自動車の衝突、違反走行による事故、飛び出しによるオートバイとの衝突のほか、トラックの左折巻き込みや内輪差、死角による横断歩道上の事故などが次々と実演され、ガシャーンという激しい衝撃音が響くたびに生徒らは息をのんでいた。
また、小さな事故であってもすぐに警察へ連絡することや、歩行者とドライバーが目線を合わせて安全を確認し合う「スマイルコンタクト」の重要性も指導された。
生徒らは五感を通して学んだ内容を日常生活に活かし、交通ルールとマナー、そして命の大切さを改めて心に刻んでいた。











