長沼・岩瀬図書館存続望む声も 市民が様々な意見寄せる 須賀川市図書館利用者アンケート調査


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    tette内の中央図書館

 須賀川市内3図書館(中央・長沼・岩瀬)は15日、今年3月に利用者を対象に実施した図書館アンケート調査の結果を公表した。現在、2カ年かけてあり方を検討している長沼・岩瀬両図書館についての意見も寄せられており、回答者からは「委託を考えずに、直営での運営を」などの声が寄せられた。
 図書館に期待することを自由に記載する回答で、各図書館への要望事項や感想が多数を占める中で「東西に長い須賀川市にとって3つの図書館が各地域にあることは非常によいこと」「高齢者にとって新しい本を購入することはなかなか困難で、図書館廃止はまちが廃れる原因かと思います」「新しい本との出会いは図書館が大きな役目を担っており、これからもそれぞれの図書館で、それぞれの地域の人たちのために頑張ってほしい」などがあった。
 一方で「大切なのは図書館という建物ではなく、本が身近にある環境づくり。建物の維持管理コストのせいで購入できる本が少なくなってしまっては意味がない。一部の意見に左右されず、これからも環境づくりに力を入れていただきたい」との意見もあった。
 公表されたアンケートでは存続を望む意見が目立つが、今後の協議にどのような影響があるか注目される。
 市は財政状況などを踏まえ、将来にわたる公共施設の維持管理のあり方として、公共施設の統廃合や廃止などを検討している。長沼・岩瀬両図書館は当初廃止の方向だったが、地元住民らによる存続を求める署名提出を受け、今年度から2カ年かけて住民とともにあり方を協議する方針に転換した。
 市内3図書館は「市民・地域とともに歩む図書館」を基本理念とする読書活動推進計画を策定している。計画の進行管理にあたり、利用者の満足度や意識を調査するため、3月4日から16日間アンケート調査を実施し、363件(中央157件、長沼30件、岩瀬76件、アンケートシステム100件)の回答が寄せられた。
 年齢別では70代が101件で最も多く、次いで60代が88件となり、両年代で全体の52%を占めた。現役世代(20代から50代)は127件。職業別では年金受給者が131件、会社員・公務員などが88件だった。
 アンケート結果は5月29日に開かれた市図書館協議会でも説明され、後日、市公式ホームページなどにも掲載予定である。

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