泥だらけで大はしゃぎ 広戸小児童が田植え体験


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    はしゃぎながら田植えをする子どもたち

 天栄村内の各小学校は今年も稲作体験に取り組み、地元の基幹産業に理解を深め、愛村心を育む。このうち広戸小の田植え体験は14日、飯豊地内の田んぼで行われ、4年生11人と5年生18人が泥だらけで大はしゃぎしながら苗を植えた。
 特別非常勤講師で地元農家の小針良広さんが提供する田んぼ約4㌃を利用したもので、子どもたちは事前に小針さんから1年間の稲作の流れなどを座学で教わった。
 当日はハイソックス姿で田んぼに訪れ、ガジ引きで苗を植えるための目印を付けた。その後、1列に並んで品種「天のつぶ」を1つ1つ丁寧に植えた。教わった方法を要領よくこなし、予定していた時間より早く作業を終えていた。
 今後、除草などを行いながら生長を待ち、秋には稲刈りを体験する予定である。