須賀川消防署鏡石分署の鏡石保育所幼年消防クラブ結成式は15日、３歳から５歳児約60人が参加して同所で行われ、子どもたちは元気よく防火の誓いを発表し火災予防を約束した。
結成式に先立ち、近隣住宅からの出火を想定した避難訓練を実施し、防災頭巾を被った子どもたちは職員の先導で園庭に集まり、視察した分署員から大きな「まる」をもらうと大喜びしていた。
結成式は矢吹久美子所長と小林弘樹分署長が、「帰ってからおうちの人と火災予防についてお話ししてください」と防災法被を着た子どもたちに呼びかけた。
子どもたちは「火遊びはしません」などと防火の誓いを元気いっぱいに発表し、須賀川消防署マスコットのマモタンがゲスト登場すると歓声が上がった。
小林分署長とマモタンが記念の塗り絵などをプレゼントし、結成式終了後は消防車の見学や紙芝居を観賞した。
同クラブは幼年消防育成事業として昭和55年から全国各地で編成され、活動を通して「火遊びの怖さ」を学んでいる。町内では鏡石保育所と幼稚園で平成４年から、岡ノ内幼稚園は平成５年から活動している。
「火遊びしません」誓う 鏡石保育所幼年消防クラブ結成式
