「暴力団追放だワン!」 須賀川市内で暴排パトロール


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    「クマちゃん」と一緒にパトロールする参加者たち

 須賀川南暴力団排除重点モデル地区暴排パトロール隊と須賀川署の定期パトロールは16日、本町の結の辻を出発し、隊員と署員計11人が2代目協力犬の「クマちゃん」とともに市内飲食店約20店を回り、暴力団との関係根絶などを呼びかけた。
 同パトロール隊は市街地等の飲食店などから暴力団を一掃するため、隊員約20人が分担し、毎月第3木曜日の夜に警察署員とともに本町・大町・馬町・中町などで広報・啓発や青少年への声がけなどのパトロールを実施している。
 今回は野木彰隊長をはじめ、須賀川市向陽町で犬のトレーニング教室フェイスフル・ドッグを営むドッグトレーナーの冨楽恒平さんと愛犬の「クマちゃん」らが参加した。
 「クマちゃん」は昨年から暴排協力犬として加わった7歳のシベリアンハスキー。
 パトロール隊は「暴力団を利用しない」「暴力団を恐れない」「暴力団に金を出さない」「暴力団と交際しない」と書かれた「クマちゃん」の写真入りのぼり旗を掲げて夜の街を歩いた。
 各店舗では店員に啓発用ティッシュなど渡し、暴力団排除へ協力を呼びかけた。